2007年5月24日木曜日

経営学 レポート(経営戦略に見えざる資産の蓄積)

《経営学入門》第一章 戦略とは何か

演習問題:
3.マーケットシェアが高いことが競争力につながるといわれます。その原因の大きな部分はマーケットシェアが高いことが見えざる資産の蓄積につながることですが、なぜそうなるか企業の生産経験、顧客との接触の二つの観点から考えなさい。

見えざる資産の二つの蓄積ルート:
①直接ルート: 広告、新技術開発、サービス向上研修など
②業務副次ルート:日常業務中で、商品の質、製品、工場の日常改良、地味なノウハウ蓄積など

見えざる資産の特性:
①金を出しても、買えないことが多い(汎用性低い)
②作るのに時間がかかる(可変性低い)
③複数の製品や分野で同時利用ができる

①企業の生産経験から見ると、マーケットシェアが高ければ、たくさんの生産をしなければいけないことになる。企業の組織も相応しい規模に成長するし、独自の技術も開発する。その間、生産技術の改善で熟練の従業員が生まれ、組織文化、従業員のモーラルが高まる。組織がその時に内部と外部のバランスをとれて、情報的経営資源と組織能力が進化し、マーケット上でまた競争における真似し難くて、価値のある製品をスピーディーで顧客に届くシステムが作られる能力を持つことになる。そして、価格(原価)的優位性の確保は困難ではないでしょう。

②顧客との接触から見ると、マーケットシェアが高ければ、マーケット全体から学習ができることが大きい。マーケットの要望も耳に入ってくるし、販売のノウハウの蓄積も早いし、情報として製品の特性、市場の反応、顧客へのサービスなどがもっと全面的で、信頼できる数字になる。これを多方面で利用すると、企業の見えざる資産の蓄積は速くなる。そして多くの顧客をかかえて、顧客の信用を築き、企業のブランド戦略が可能となる。

つまり、企業の生産経験、顧客との接触の二つの観点からみて、マーケットシェアが高いことが見えざる資産の蓄積につながることは明らかで、その見えざる資産がまた戦略を成功させることになる。それぞれの戦略により、見えざる資産がまた蓄積して、マーケットシェアを拡大させる。それは競争力につながる。

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